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『歯固め』とは??

2018年9月9日

院長の倉林です。

 

最近、『歯固め』という言葉が気になりました。
大学生時代に習った記憶はありません。

 

しかし、色々なところで耳にします。
神社、お食い初め、ベビー用品屋さん。
しかも、微妙にそれぞれ意味が違うような気がします。

 

そこで、ネットの世界に質問してみました。
それらをまとめると3つの意味にまとまりそうです。

 

1.   長寿を願って、正月などに鏡餅(かがみもち)・大根・押し鮎(あゆ)・勝栗(かちぐり)、
イノ シシの肉など固いものを食べる行事。
2.   百日祝い(ももかいわい)として、生後100日目位に行われる儀式。日本では
お食い初め(おくいぞめ)とも呼ばれている
3.   歯茎を丈夫にさせるために、まだ歯の生えない幼児にしゃぶらせる玩具。

 

最初の1、2は伝統行事として受け止めることはできました。しかし、問題は3です。
噛んで、歯茎を丈夫にするとはどういうことなのか。。。

 

もう少し、ネットの世界に質問してみました。
答えとして
『歯のはえる時期付近に出現する歯茎のむずがゆさを解消するために、歯固めをカミカミすることによって、ムズムズによるイライラが解消されてご機嫌も直ります。自分の指をかんだりしてお口や手が傷ついてしまう恐れがあります。それを防止するためにも歯固めが必要なのです。』
とのことでした。歯茎を丈夫にするということより、ストレス発散、自傷回避という意味合いが強いような気がしましたが、皆様はいかがでしょうか。

 

しかし、実際にベビー用品屋さんに足を運んでみると、棚一つ分の様々な歯固めグッズがありました。こんなに需要があるとは驚きました。乳歯が生え始める(生後半年頃)少し前を目安に使い始めるようです。

 

子供の歯が生えてきたと喜ぶお父さん、お母さんは本当に幸せそうに見えます。
時に、うちの子はまだはえてこないと心配する親御さんもいらっしゃいますが、歯のはえ変わりは本当に個人差があります。どうぞ、広めの幅を持って見守ってくださいね。